猫サブスクついて考える
半年前に保護猫を実家で引き取った。
前のおばあちゃん猫(20年近く生きた)を看取って、なんだか寂しい空気が実家に流れていた頃だった。
この年で子猫を飼っても最期まで面倒見れるか分からないから大人の猫にしようかなという母を説得して、子猫を飼うことにした。
大人の猫ももちろんかわいいのはかわいいし自分が飼うなら大人猫でいいような気がしたけれど、寂しい雰囲気のときにほしいのは若いはちゃめちゃパワーだなと思ったから。
いざとなれば私が引き取ればいい話だし。
(期待通り好き放題はちゃめちゃに暴れて死んだように眠りまた暴れているそうな)
手信号?
(築30年、犬5匹、猫1匹を飼ってきた家なので壁が汚いのはご愛嬌)
死んだように眠る。
お気に入りの祖母の車椅子。
小さい生き物を看取るのも辛いが自分が先に死ぬわけにもいかない。
できる限り長生きしてくれよ。
ついこの間、猫サブスクみたいなのが炎上していて、あれは虐待目的で利用する人もいるから問題あるだろうと私も思ったけれど
それはそれとして、お年寄りが万が一飼えなくなったときに引き取ってくれるサービスなんかはもう少しあればいいのになと思う。
死ぬまで面倒見れないなら飼うな、というのは正論だけれど、伴侶に先立たれ寂しい気持ちを癒すために捨てられていた猫を引き取るのはそんなに批判されるようなことだろうか。
若くて家族がある人間にしか動物を飼わせない世の中ではなく、もう少し寛容に、どうすれば一人暮らしでも、お年寄りでも動物と暮らせるのか思考停止する前に考えてもいいのではないかなと思う。
追伸
クリスマスなのでおしゃれして出かけようと思ってハーフアップにしたら白髪5本見つけてキレながら抜いた。
金融詐欺について考える
2021年7月、高校時代の友達を久々にご飯に誘ったところ、「ちょうど当日投資先のクルーズ船パーティーがあるから一緒に行こう。無料だし」と誘われた。
投資 クルーズ パーティー 無料
なんかよく分からんが単語を拾うだけで十分怪しい話である。
とりあえず、ちらっと勧誘の文字が頭に浮かんだものの、まさかどこかの新興宗教みたいに洗脳するまで帰らせないというわけでもないだろうし、ゲストとして参加できるということなので、暇つぶしがてら行くことにした。
フォーマルな格好で来てくれというものだから、どんな豪華なクルーズ船か思ったら結構小さくて、乗っている人は、お金持ち風にしてはいるけれど、なぜか安っぽい、不思議な空間であった。
小さい船にフォーマルな服装というのが不釣り合いでそう思ったのかもしれない。
ちなみに勧誘というものはまったくなく、自由気ままに船の中をうろうろして(あまり豪華ではない)ビュッフェを楽しんで過ごした。
この投資について友達から聞いた話は以下の通りである。
・100万円からこの会社にお金を預けることができる
・お金を預けると、この会社が代わりに投資運用してくれる。ただし投資先については開示されない
・毎月預けたお金の4%が配当金として返ってくる
・利率(?)がいいので、借金してこの会社に投資している人も多いとのこと
ちなみに、このクルーズ船は「おもてなし会」という名前のイベントの1つで、配当金を現金で受け取るためのものらしい。
いかにも胡散臭いなと思いながらも、友人ももういい大人なので、とりあえず見守ることにした。
当時はネットで検索してみても「フリッチクエスト(会社名) 怪しい」としか出てこず、詐欺の証拠もなさそうだったので、まぁひとまず資金繰りは今のところ大丈夫なのだろうなと思っていた。
そして半年以上経った今日、ふと気になって会社名を検索すると、「今年1月から配当が出なくなった」という記事を見た。
これは大事である。
どうも口座が凍結されていてお金が引き出せないので、配当金は渡せないし、契約の解約もできない、という状況らしい。
まだ期待している人はそれなりにいるようだがおそらく、お金はほとんど戻ってこないだろう。
私が聞く限り、友人は100万以上は預けないと言っていたし、まぁその程度なら勉強代で済ませられるけれど、借金までしてた人たちは大変だ。
配当金が月4%もあったというのだから、借金した1,000万を投資して、その配当40万を当てにして返済しながら生活してた人のことを思うとぞっとする。
怖いもの見たさもありLINEのオープンチャットを覗くと、本当かは分からないが1,500万以上金融機関から借りて投資していた人が嘆いていたり、まだ配当が再開されると信じている人がいたり、泣き寝入りは嫌だとなんとか回収する方法を探している人がいたり、おもしろがった無関係の人が出まかせのような情報で煽っていたり中々カオスな光景が広がっていた。
詐欺なんか引っかかるわけない、と思ってみんな生きているのだろうにどうして巻き込まれてしまうんだろうね。
私の場合は天邪鬼なので本当はそこまで怪しくないものも怪しいと思い込んで「xxx 怪しい」とよく検索してしまうので、あまり引っかからないと思っているが。
いや、でもその慢心が隙になるのかもしれないし、難しいところだ。
とびぬけたセンスや才能がない人間は、まじめにコツコツ働くこと。
そんなうまい話はないと地に足をつけて生きていかないといけないなとぼんやり思う金曜であった。
いや、でも月4%はありえないわな。
そのフリッチクエストのイベントでスーパーボールすくいで1,000円の百貨店のギフト券をもらったのをふと思い出した。
0円の投資で1,000円の還元か。
悪くない。
終
4-5回だけ使って二年押し入れに入れていた6万くらいのノートパソコンが壊れていた。
新緑。
アラサー独身女について考える
彼氏なし、一人暮らし、正社員、土日祝休、基本在宅勤務。
私のプロフィールである。
お給料は生きるのに困らないくらいはもらっている。(できればもっとほしい)(こんなんなんぼあってもいいですからね)
そんな私は最近、自分以外の世の中のアラサー独身女の生態が気になっている。
というのも、毎日生きてて、それとこれ重なる?とか今それ考えないといけない?アラサー女忙しすぎんか?みたいなことが多くてうんざりしてきたのだ。
私は知りたい。
アラサー女、毎日何を考えて生きてる?
この人生の中での20代後半の密度の高さって何なんだろうな。
20代後半というのは、それなりに仕事に責任はあるので忙しくなるし、多くの人はこのタイミングで祖父母の介護が必要になったり亡くなることもあったりして家庭的にも落ち着かないことが多い。うちに至っては昨秋、仲の良かった父が膵臓癌で急逝したりした。
そして避けては通れぬ結婚の話題。
もちろん男にも結婚は重大イベントなのだが女にはどうしてもタイムリミットが付き纏う。
婚活界隈における女の価値というのは年齢とともに下がっていくものだそうで、それを意識すると、いつも何かに追われて生きているような気になる。
伴侶がいるかいらないかの判断を、子供がいるかいらないかの判断を、この忙しい時期に下すのは中々面倒だ。
私は子供が苦手なので、基本的には産む気はないけれど、夫に先立たれ、祖母の介護を続けている母からすれば孫の顔を見れれば少しでも気分が明るくなるだろうか、とかは考えたりする。
年齢のこともあり、10年後にやっぱりほしい!と方向転換するわけにいかないのが難しいところである。
そんな難しい時期を、同じ境遇の女はどう思ってどれを切り捨ててどれを拾って生きているのだろうとふと気になったのである。
今のところ結婚を考える相手がいなくて、仕事はそれなりに忙しくて、かと言って社畜というほどでもなく、休みは普通にあって、ただその休みは極力は寝て過ごしたい、家族のことが気にかかるが、長期間実家には帰りたくはない、そんな女の日常。
「アラサー別に結婚したくないけど気が変わるかもしれない女」集めてパーティーでもやりたいわな。
お菓子食べて酒飲んでおしゃれして歌って踊って面倒ごと全部忘れて寝たい。
結婚の話は100年後に考える。
ちなみに最近の私の好きなドラマは「僕の姉ちゃん」
Amazon プライムビデオ で見れるのでアラサー独身女は是非。
終
近所に突然できた中国人がやってる魚屋。
太刀魚3尾1,000円。
どっかから盗んできたものでないことを願うばかり。
物欲について考える
最近欲しいもの:
①よく切れる包丁
②ちゃんと測れる体重計
【①よく切れる包丁について】
数年ニトリの500円の包丁を使っている。
百均の包丁でも研げばめっちゃ切れる、みたいなYouTubeを見て適当に買ったのだ。
しかし、この女はマメな性格では決してないので使った後の包丁を研ぐどころか、水気すら拭き取らずに収納するのである。
結局、想像の通り切れ味は悪く、柵の刺身は慎重に刃を入れないとボロボロになってしまう。
あれはマメな人ができる所業であり、私のような人間は最初から切れ味のいい包丁を使うに限るな、とようやく最近学んだ。
いい包丁でお刺身の柵をスッと切りたい。
包丁の値段について、私のイメージだと1,000円以下は100円だろうが500円だろうが同じな気がする。
2、3,000円の包丁の口コミでも「切れない!」と書かれているのをよく見かけるな。
なぜかネットで物を買う時だけやたら慎重になりAmazonもまず⭐︎1のレビューから確認する性癖がある。
そして現実を知り、購買意欲を失う。
10,000円くらいする包丁を買えばストレスなく切れるのかもしれない。
ただろくに手入れもしない、自炊も週に1回するかしないかの人間に10,000円の包丁を持つ権利があるのだろうか。
まともに手入れをしない人間は安い包丁は扱えないけれど、同時にいい包丁を使う資格もないような気がする。
そんなジレンマ。
そして食い意地の張った女は10,000円あればその辺の安いイタリアンでワイン飲みながら前菜からデザートまで食べれるなと思ってしまうのである。
所詮、その程度の「ほしい」なのである。
【②ちゃんと測れる体重計について】
体重計が壊れたのは約半年前。
かれこれ8年使っていた体重計で、電源がつかなくなったときも「そら壊れるわな」と納得したので、壊れたこと自体はどうでもいいのだが、私の懸念は代わりの体重計が入手できないことにある。
ケチってスギ薬局のポイントで体重計をもらおうと思い立ったのが全ての始まりだった。
タニタの体重計まであと1,000ポイント。
スギポイントを貯めるには、買い物をする他にスギサポウォークというアプリをダウンロードして歩数を稼ぐという方法もある。
これならダイエットもできて、体重計ももらえて一石二鳥だと張り切ったはいいけれど、これがなかなか貯まらない。
体重計を入手するのが早いか、歩いて痩せるが早いか、という状況である。
しびれを切らしてそれくらいお金を出して買おうとAmazonを覗くも、例の如く⭐︎1のレビューにどれもボロクソに書かれており、また買う気をなくす。(⭐︎5は見ない)
毎回数キロ変わるのは困るなぁ。
いや、実際はただのダイエット目的だからそこまで困りはしないけれども体重計と言うからにはせめて0.5kgの範囲の誤差であって欲しい。
かと言って6,000円の体重計を買う気になるかというと、ならない。
筋トレも食事制限もしていないぐうたら女が、ただ暇潰しに乗る体重計に6,000円は高い。高いよなぁ。
所詮、その程度の「ほしい」なのである。
終
人が働いてる時間に飲む酒はいいものだ。
ここのホテル、案内からホテルの場所が遠すぎる。(特に訪れる予定はないが)
ミニマリストについて考える
私はいわゆる片付けられない女である。
また、物を多く持っているタイプの女である。
そしてその対極にいるのがミニマリストと呼ばれる人種である。
これでも綺麗な部屋に住みたいと常々思っているので毎週末かなりの時間を費やして部屋を元通りにする作業を行っているが、この時間も労力も馬鹿にならない。
本気でミニマリストになろうと思ってブログを読み漁ったりもするのだけれど、どれも腑に落ちなくて結局実践せずに終わる。
SDGsクソくらえな人間なので物を捨てることについてはなんとも思わないのだけれど、物の少なさに縛られて不自由な生活も我慢する様子を想像するとこの人たちは何が楽しくて生きてるんだろうと心底疑問に思う。
あとやっぱり、選ぶことというのは生きることの醍醐味ではないかなと最近よく思うので必要最低限の物しか持たない生活はシンプルにつまらないだろうなと想像してしまう。
片手鍋、ミルクパン、土鍋、圧力鍋、ストウブ、25cmフライパン、20cmフライパン、卵焼き用フライパン etc
そんなにあってどうすんの、と言われながらも、今日は何を着ようか、調理に何を使えば一番美味しくなるだろうか、どのお皿が一番食べ物に合うだろうか、と悩む、そんな毎日の日々の選択が楽しくて生きているのだと思うし、それを楽しいと思えない人とはきっと分かり合えないのだろうなとも思う。(向こうから願い下げだろうけど)
着回しの効かないワンピースを買うのが楽しいのだ。
目立って覚えられやすいから、月に1度しか会社に履いていけない柄物のスカートを買うのが楽しいのだ。
家族がいるなら、家族と過ごすのが何より幸せでモノなんかいらないという結論に達するのかもしれないが1人を謳歌している人間にはいまいち理解できない。
いや、でも家族からしても、親がミニマリストだったら窮屈で仕方ないだろうな。
私の職場の唯一仲が良かった女の先輩の趣味が「ミニマリストのブログを読むこと」であり、その理由が「あんなにバサバサものを捨てれる人間でも、自己承認欲求だけは捨てられないんだろうな、と嘲笑うため」なのだということを思い出してにやける火曜の午後であった。
忙しすぎた3月を乗り切り無事有給が取れたので一人で日帰り温泉に向かう。
終。
はちみつ牛乳ドーナツとはちみつミルクドーナツと浅草キッド
ローソン寄ったときに気になったこと。
はちみつ牛乳ドーナツとはちみつミルクドーナツはどう違うのだろう。
たぶんどっちかが新しくて商品の入れ替え中なんだと思うけど、どっちが新しいんだろう。
どっちかのタイトルが気に入らなくてどっちかに変えたんだろうけど、個人的にははちみつ牛乳ドーナツが好きだな。
はちみつ牛乳ドーナツ。
ネトフリで浅草キッド見た。
お笑いがすごく好きって訳でもないから期待してなかったけどよかった。
柳楽優弥もだけど、大泉洋がよくて、師匠の姿が完全に大泉洋でしっくりきすぎて、改めて名俳優だなぁとしみじみしてしまった。
余韻が3日経った今でもまだ心に残っててふとした瞬間に思い出す。
まだ見てない人はぜひ。
終。